社団法人 プラズマカプセル破砕工法協会

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工法の仕組みと特長

しくみ

コンデンサーに蓄積した電気エネルギーを非火薬の反応液体に一気に放電することによってプラズマを生成し、反応液体が瞬時に燃焼して発生するガスの膨張圧力で岩盤やコンクリートを粉砕するものである。

この工法は以下の装置で構成される

  1. 高圧の電気エネルギーを蓄電するコンデンサーと瞬時に放電するスイッチ
  2. 割岩孔に挿入する電極棒(プローブ)を含むカプセル
  3. コンデンサーに電力を供給する発電機(200V/3KVA)
  4. それらを接続するケーブル
工法図

特 長

本工法の最大の特徴は、騒音、振動を抑え、有害なガスの発生が無いことである。
また、各装置ともに、4tトラック以下で搭載可能な設備であり、都市部での施工にも適したものとなっている。

放電破砕工法に共通する特長は以下のようである

  1. 火薬によらず電気エネルギーにより破砕するため、火薬類取締法の規制をうけない
  2. 破砕時の振動、騒音計測結果によれば、発破と比べて、振動は1/10、騒音は1/2程度とされている
  3. 液量を調整することにより、発生衝撃力を容易に制御できる
  4. 有害ガスが発生しない
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